メディア出演情報

理事長監修のサイト公開中 睡眠時無呼吸症候群とメタボリックシンドローム

ご挨拶

医療法人財団日睡会 理事長
村田 朗

 近年、医療は高度専門分化を特徴として発展してきました。池袋スリープケアクリニックは、睡眠時無呼吸症候群と呼吸器の生活習慣病といえる慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性呼吸不全において専門性の高い医療を目的とし、大学病院を含めた地域の医療機関との連携を推進し、積極的な呼吸ケアを目指しています。

診療に対する思い

1)なぜSAS治療を専門に診るようになったのか
20数年前、医師になりたてのときに初めて読んだ海外の論文が、偶然にも「睡眠時無呼吸症候群」でした。我々医師は、起きている間の病気については詳しく勉強し治療してきましたが、睡眠をとっているのに実は脳は起きていて、寝ている間に様々な病気が作られてしまうという病態にショックを受けたことを覚えています。そこで睡眠時無呼吸症候群に興味をもち、なんとか睡眠が身と心を休ませる本来の睡眠になるように手助けが出来ればと思い、睡眠呼吸障害を専門に診るようになりました。

2)なぜ開業しようと思ったのか
大学付属病院で長年にわたり、大病院でしか出来ない診療を行ってきましたが、組織が大きいために患者様方へのサービスや機動力の面で常々限界を感じておりました。そこで、患者様のより身近でフットワークを良く、大学病院と同程度の最新高度医療を提供するために、12名の睡眠呼吸障害専門のスタッフとともに、私が理想とするクリニックを開設いたしました。

3)クリニックを開設するに当たり、3つの柱を考えました。

  1. 睡眠時無呼吸症候群の診療
    眠気のために仕事・勉強に支障が起きている方々を眠気から開放し、睡眠呼吸障害から起きる動脈硬化・循環器系の合併症や、居眠りからくる交通事故・労災事故を少しでも減らす手伝いをすることです。もちろん患者様のいびきから来るご家族の睡眠不足を開放する手伝いにもなります。
  2. ロケーション
    忙しい患者様方が通院するためには、交通の便利なところが良いと考え、都心の中心地の池袋駅近くにクリニックの場所を選びました。
  3. ホテルのような施設環境
    自分が患者として通うクリニックならホテルのようなエレガントで清潔感のある、家庭に帰ったようにホッとするクリニックが望ましいと日頃から思っていました。そこで、既成のクリニックではなく、施設環境やスタッフによるサービスなどを、ホテルをイメージして設計し、医療サービスを提供するようにスタッフ一同心がけております。

この3つの柱をベースにした「診療方針」「診療内容」になっております。